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「両陛下と文化交流 〜日本美を伝える」を観てきました [アート]

東京国立博物館で開催している、御即位30年記念「両陛下と文化交流―日本美を伝える―」に行ってきました。

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平成最後の年。この展覧会では今上天皇に関する美術品や、天皇皇后両陛下が外国訪問の際に持って行った作品などが紹介されていました。本館特別4室・特別5室で開催されています。

天皇陛下御即位の儀式に際して東山魁夷、高山辰雄が平成2年(1990)に制作した「悠紀・主基地方風俗歌屏風」

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わたしが行ったときに展示されていたのは東山魁夷の「悠紀(ゆきす)地方風俗歌屛風」でした。高山辰雄の作品は4/2からなんだそうです。

天皇陛下御即位に際して平成2年(1990)に挙行された大嘗祭。そのときに用いられた儀式用屛風です。
悠紀地方の秋田県を描いたもの。
大嘗祭は天武天皇から始まったんだとか。やっぱりこういう儀式などを確立したのは天武天皇時代なんだねえ。(記紀編纂を命じたのも天武天皇だし)

中世の乱世で200年くらい中断していた大嘗祭。江戸時代に入って復興して今に至っているそうな。新米や粟などを献上する地方は亀甲の卜定(ぼくてい)で選ばれるんだって。このときは秋田県という結果だったようです。

両陛下が外国訪問の際に持参した岩佐又兵衛の小栗判官絵巻。
さすが保存状態が良い!!(笑)

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4/2からは、酒井抱一の花鳥十二ヶ月図が展示されます。こちらの作品は平成21年(2009)のカナダご訪問の際に展示されたものなんだそうです。見たかったなあww

高村光雲作の養蚕天女は、3/31までの展示。
純国産種の繭・小石丸を手にした天女の像。頭には蚕蛾の宝冠、足下には桑の葉が添えられていましたよ。繭を見つめる優しいまなざしと、たおやかな美しさを感じたわー。

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特別展を見たあとは、常設展示をぷらぷらと観てきました。
今は「博物館でお花見を」を開催してるので、常設展示も桜や花見にちなんだものが展示されてます〜。

木島櫻谷(このしまおうこく)の朧月桜花が展示されていた!嬉しい!!

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庭園も開放されているのでパチリしてきたわ。まだ桜は咲いてないけどね。早く咲かないかな〜。上野公園は花見客で大賑わいになるけど、博物館内の庭園は人もそこまで多くなくて穴場なんですよ^^

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ZEPETO でアバターを入れやすいような構図でパチリ(笑)
そのうち使おう。

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展覧会後は野菜ラーメンを食べてきました。

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御即位30年記念「両陛下と文化交流―日本美を伝える―」
東京国立博物館 本館特別4・5室
2019年3月5日(火) ~4月29日
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1943

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今日の ZEPETO は、スポーツスタイル。

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体育の授業で嫌いだったのがバスケとバレーでした。
バスケはシュートするときの足の運びというのか?あれが出来ず、流れるような動きでシュートできた事はありません。バレーも兎に角レシーブが下手くそ。ボールを受けたところは青たんが出来るし嫌だったなあ。なので中学&高校の球技大会で参加種目がソフトボール以外になったときは仮病つかって休んでました(笑)
まあ、たいていはソフトボールチームに入れたので出てましたけどね^^

ZEPETO だとバスケが上手な子に見えるww

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柔軟体操は得意だよ(笑)

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新・北斎展 HOKUSAI UPDATED [アート]

森アーツセンターギャラリーで開催中の「新・北斎展」に行ってきました。
森アーツは入口のざわついた声が最初の展示室にも聞こえてくる構造なので、個人的にはどうも気乗りしない美術館なの。そんなこんなでモタモタしていたら会期が終わりそうな勢いだったので、慌てて行ってきたよ~。(3月24日までです)

言わずとしれた葛飾北斎。彼の絵師人生を紹介する大規模展覧会。国内外の貴重な作品はもちろんのこと、近年再発見された作品や日本初公開の作品を含むとその数約480点!(前後期展示の合計)

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20歳で浮世絵界にデビューしてから絶筆まで、 6 期(画号別)にわけて作品を紹介していて、見応えのある展覧会でございました。

北斎展は過去にいろいろ行ってるし、トーハクにも浮世絵の所蔵品はいろいろある。なので今回わたしは肉筆画をメインに楽しみました。
北斎は絵師人生で画号を変えているんだけど、琳派の俵屋宗理の名を襲名した時代の肉筆画は、わたしはあまり観ていなかったので新鮮でした。

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見事だったのは「津和野藩伝来摺物」です。全点初公開の摺り物。これは津和野藩の藩主・亀井家に伝わるもので、特別に摺られたものなんだそうな。大事に保管されていたので色がまだ綺麗に残っていて目を奪われました。

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撮影OKポイントはコチラ。

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<< しん板くミあけとうろふゆやしんミセのづ >>

描かれたパーツを立体的に組み立てる組絵です。北斎が得意とした分野らしいですよ。完成したものをちゃんと計算して描くんだからすごい才能だよね。写真は、組み立てた完成品の拡大模型です。おままごとをして遊びたくなるよ(笑)

西新井大師總持寺所蔵の作品も、ど迫力!

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向日葵の肉筆画は初めて観たかも。そして右の富士山から龍が天に昇っていくように見える作品は、北斎の最晩年作品の一つ。以前も他の展覧会で観たとき、北斎自身がさらなる高みを目指してこの世を去っていくように見えたのでした。

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今回の展覧会の監修をした永田生慈氏は、北斎研究の第一人者で蒐集数は2000を超えるんだろうな。残念ながら展覧会を観ることなく2018年に没してしまいましたが、遺志によってこの展覧会に出品された所蔵品は、今後は彼の故郷である島根県のみで公開されることが決まってます。島根に行ったときは、島根県立美術館に行かなくちゃだね(笑)

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新・北斎展 HOKUSAI UPDATED
森アーツセンターギャラリー
2019年1月17日~3月24日
https://hokusai2019.jp/

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展覧会のあとは仕事でした。
んー、本当はビールが飲みたかったなあ(笑)
森ビル界隈のお店は全然分からないので、ビル内にある百鳥というお店で「塩レモン唐揚げ定食」を頼みました。

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あ、しまった。ご飯は半分で良いですと言うの忘れた・・・
唐揚げも大きいのが 5 個もあって、お腹がいっぱいになりました。わたしには 4 個で十分だったなww

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ごちそうさまです。

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奇想の系譜展を観てきたよ [アート]

東京都美術館で開催している「奇想の系譜」展に行ってきました。

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「奇想の系譜」は、もともと美術史家・辻惟雄氏が美術手帖に連載し、1970年に書籍化されたものです。流派別の縦割りな江戸時代絵画史に刺激となる毒を盛ろうということで、若冲や蕭白、芦雪などのことを書いたんだそうな。辻先生の教えを受けた研究者たちのおかげで、きっと今の若冲ブームなんかもあるんだなと分かりました。

今回の展覧会を監修した山下氏も辻先生の教えを受けた人物だそうです。
この展覧会では、辻先生が修士論文のテーマにした岩佐又兵衛、それから狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳、白隠慧鶴、鈴木其一の 8 人の作品を楽しむことが出来ますよ。

会場では、まずは伊藤若冲の「象と鯨図屏風」がお出迎え^^

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若冲らしい鳳凰や鶏の作品も堪能しますよ。ここでも大活躍の単眼鏡・ギャラリーアイ^^

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これは ↓ 図録のアップだけど、こんなふうに細かい部分まで良く観ることが出来てテンションUP!!

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若冲の次は曽我蕭白です。漢画を学び、中国の仙人や聖人といった伝統的な故事を描いてるんだけど、けっこう動きが独特で大胆な感じがします。今回の図録の表紙も曽我蕭白です。現代の漫画家にもなれそうな気がするわ(笑)

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長沢芦雪は円山応挙に師事した人物。
「白象黒牛図屏風」は牛の背には二羽のカラス、そして牛のおなかあたりには白い仔犬が寄り添い、大と小という対比が可愛かったです。説明を読んで、黒と白という対比もあったと気づきました。

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岩佐又兵衛は今回展示されている 8 名のなかで一番古い人物。
三代将軍徳川家光の娘・千代姫の婚礼調度制作を命じられ、江戸に移り住んだそうな。どこの流派にも属さない人物。そして今回展示されていた絵巻の保存状態がとても良いです。色遣い、筆遣い、とてもよく分かって感動です。

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狩野山雪はその名の通り狩野派です。山雪の作品は今まであまり観ていないかもなーと思いながら鑑賞。

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白隠慧鶴は禅僧で、達磨の作品が有名だよね。
この大胆な筆遣い。迷いのない筆の運びに唸ってしまいます。

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鈴木其一は江戸淋派の祖である酒井抱一の弟子。
根津美術館所蔵の「夏秋渓流図屏風」を久しぶりに観たよー。川の流れまで聞こえてきそうな作品で大好き。

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「百鳥百獣図」もギャラリーアイでガッツリ動物を楽しみました。

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会場の最後を飾っていたのは歌川国芳です。デザインセンス抜群の国芳。大胆な構図がとても惹かれるよ^^

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斬新な江戸絵画の数々。ギャラリーアイも役に立ったし、もちろん作品を遠目から観て全体を楽しんだり、見応えのある展覧会でした。

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奇想の系譜展
東京都美術館
2019年2月9日~4月7日
https://kisou2019.jp/
https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_kisounokeifu.html

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展覧会を観た後は仕事に行かなくちゃだったので、上野駅構内でサクっとラーメン。

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日光東照宮美術館でのんびり [アート]

日光東照宮美術館。この建物は、東照宮の旧社務所だったんだそうな。
この社務所が完成した当時、杉戸や襖が真っ白だったので、宮司が横山大観センセイに装飾をお願いしたんだって。そんなわけで建物内は、横山大観やその弟子たちによる襖絵がたくさんです。

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河鍋暁斎 ~その手に描けぬものなし [アート]

サントリー美術館で 2 月 6 日から開催されている「河鍋暁斎 ~その手に描けぬものなし」展を観に行ってきました。今回は開催初日に行ったぞー!

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藤田嗣治や河鍋暁斎は、展覧会があるとついつい行ってしまいます(笑)
何度観ても良いなーって思っちゃうのよね。

河鍋暁斎は幕末から明治にかけて活躍した絵師。浮世絵師・歌川国芳に絵を学んだ後、駿河台狩野派に入門し、その後独立しました。暁斎はほんとに多様な画風を操れて凄いなーって思います。お雇い外国人として来日していたイギリスの建築家ジョサイア・コンドルは、暁斎に弟子入りして絵を学んだんだよ^^

暁斎というと、わたしは風刺画や妖怪画が最初に浮かんでしまうけど、今回の展覧会では、狩野派の絵師として駿河台狩野家の伝統を受け継ぎ、先人達の作品を学び自分の中に取り入れていったと思われる作品が多く展示されていました。

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こちら ↓ の毘沙門天は、門下時代の 18 歳で描いた作品。技術力が凄いな。
9年という異例の早さで修行を終えたのも納得です。

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観世音菩薩像はヴェールをまとった菩薩サマがとても優美で美しかった!

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面白かったのは狩野派家の資料。
江戸狩野派は堅苦しいイメージだったけど、「滑稽仏画」では鷹に風神様が捕まってあわあわしてるの。それをもとに暁斎が、鷹に狙われた風神様の画を描いてました。可愛かった(笑)

明治という新しい文化も狩野派の伝統も取り込み、様々なジャンルの作品を描いた暁斎の作品を楽しめる展覧会でしたわ。

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晩年まで描いていた絵日記。これも興味深かったです。
3月6日からは後期展示が始まるので、そしたらまた観に行こうと思います!

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河鍋暁斎 ~その手に描けぬものなし
サントリー美術館
2019年2月6日~3月31日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_1/index.html
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展覧会後のラーメンは、とんこつ風ラーメン^^

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【本日のZEPETO】
ヒョウ柄を着ていた方々をパチリしていたのですが、画像加工してるあいだに寝落ちしてたようです。遅れて載せちゃおう。みんなサングラスが似合ってるね^^

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ちょっと季節感がないけど、ホテルの一室でパチリ。
ちぃさんが、てんてんさんを誘惑してます。それを見た marimo さんは、何処に電話をしてるのかなー^m^

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てんてんさんと2Kさんの妖しいラブリーな世界♪

kt

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今日は延期していた日光に行ってきます。
朝一番の電車で行ってくるわ!!

古いおふだを返して、しっかりうみの厄払いもしてこなくちゃ(笑)
帰りは夜になるので、コメントのお返し&訪問は翌日以降になります。すみません。

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企画展:砂丘に眠る弥生人を観てきたよ [アート]

上野の国立科学博物館で開催中の企画展「砂丘に眠る弥生人~山口県土井ヶ浜遺跡の半世紀」に行ってきました。
特別展ではないので、常設展の料金で楽しめます。

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山口県下関市にある砂丘上に造られた弥生時代の集落墓地、土井ヶ浜遺跡。
日本人のルーツを探る上で重要な資料となっています。今でこそ、縄文晩期に朝鮮半島から北九州や山口県に来た人々と混血して今の日本人になっていったというのが定説になっているけど、明治時代は日本人の起源論争がおこっていたんだよねえ。

土井ヶ浜遺跡ではたくさんの弥生人の骨が見つかっていて、死者が海を見つめるように埋葬されていたのだ。この頃から海が常世って考えがあったのかなー?

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あ、ちなみに北海道のアイヌ人を除く現在の日本人は、渡来系弥生人の影響を強く受けてます。でも現在の韓国人や中国人とは、DNAは違うっぽいね。

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上の図はDNA主成分分析の結果なんだけど、相方くん曰く、主成分分析ほどいくらでも都合良く主観が反映させられる分析はないとか?(笑)
熱く語られましたが、わたしはよく理解出来ませんでしたww

同じ九州でも場所によって、弥生人骨と似た形質の骨が見つかったり、縄文人骨と似た形質の骨が見つかったり、面白かったです。九州が故郷の方、どっち系ですかー?(笑)

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お顔の復顔図はこんな感じですよ。

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関東では弥生人の骨はあまり出ていないのです。それでも群馬で出土した人骨。
復元された顔を見てみると、やっぱりちょっと縄文が濃いかな?って感じがしましたよ。

受傷痕(じゅしょうこん)のある弥生人の骨も展示されていました。背骨にグサリと石剣の先端が刺さっていました。痛い痛い (>_<

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受傷痕は縄文時代にはあまり見つかっていないけれど、弥生時代になると多く発見されてます。中国の書物に書かれているとおり「倭国、大いに乱れる」の時代だね。(戦乱を収めた卑弥呼の邪馬台国はいまだ見つかってないけどw)

稲作文化になり上手に米を作り土地をたくさん持つ人が有利になり力をつけ、貧富の差が生まれたり、土地の奪い合いが原因だと思うわ。弥生時代は殺人・戦争を伴う社会だったと考えられてます。
顔をめちゃめちゃに破壊されている骨も展示されていました。そこまで恨みがあったの??って思っちゃったよ。

そうそう。骨好き歯フェチのわたしですが、人間の歯はあまり興味がなかったんだけど・・・ここまで綺麗な歯を見ると見惚れちゃうわ。土井ヶ浜遺跡から出土した弥生人の頭蓋骨です。どうやら抜糸の習慣があったみたいね。

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骨骨骨、たくさんの骨が見られて、いろいろお勉強できた企画展でした。面白かったー!

さて。せっかく科博にいるので地球館の地下3Fへ!

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ここには宇宙から降り注いでいる「宇宙線」を見ることが出来る霧箱があるのです。これを覗いて、流れ星のような線が現れるのを見るのが好きww

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もちろん恐竜コーナーでも写真を撮ってきたので、適宜 ZEPETO と合成して記事に差し込もうと思ってます〜(笑)
ミュージアムショップで買ってきたアンモナイトの手ぬぐい。
こういうデザインの手ぬぐいは大好きなのさ。普段使いしてますー。

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展覧会後のラーメンは海老のうまみたっぷりの海老吟醸ラーメン。
満足!

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企画展:砂丘に眠る弥生人
国立科学博物館
2018年12月11日〜2019年3月24日
http://www.kahaku.go.jp/event/2018/12dune/
*********

おまけ画像:
夜はパジャマに着替えようと思って、イチゴパジャマを購入。
そしたら marimo さんもイチゴパジャマだったので、急遽パジャマパーチー開催しちゃった♪

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おそろいで可愛いなー♪
夜はふたりとも髪型が変わりましたネ^^
(左が marimo さんで、右がリュカです)

ZEPETO コード:X23L2Q

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今年のトーハクは、うみちゃんがいっぱい?(笑) [アート]

昨日の記事へのコメントありがとうございました。
お返事書けてなくてスミマセン。今日させてくださいね。

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そして今日もトーハク(東京国立博物館)ネタですよ^^
現在トーハクでは特別展は開催してませんが、常設展のある本館で毎年恒例の「博物館に初もうで」を開催しています。(1/27まで)

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その年の干支にちなんだものを展示しているの。今年は亥年なので、イノシシにちなんだものを展示してますよ〜。

江戸から明治時代に活躍した望月玉泉が描いた吉祥画のイノシシ。ここまで屛風絵の主役になるイノシシ図は見たことがなかったので新鮮です。

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あああ、なんて可愛い顔。
こういう姿って、うみちゃんに似てるんだよねー。

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イノシシは日本では、縄文時代の早期から貝塚で骨が出土してるので(北海道以外)、最初は食料としたり骨が道具に使われていたんだけど、そのうち狩りの無事や子孫繁栄のようなイノシシに対する精神的な側面も見えてくるようです。弥生時代にはイノシシの絵が刻まれた銅鐸もあるの。この写真だと殆ど見えないけどね^^;

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古墳時代になると埴輪にもイノシシが。

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このポッテリしたフォルムがうみちゃんww
一人でニヤニヤしてスマホで写真を撮っていた怪しいおばちゃんです^m^

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いろんなうみちゃんが見られて楽しいな〜と思いながら、最後は近代絵画のエリアへ。
前田青邨(19〜20世紀)の「唐獅子」では、シッポをぴん!と立てて「かまってかまってーーー」と喚いているあおくんに似た獅子が登場しましたww

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左隻があおくんで、右隻はこんな感じ。う〜ん・・・これはうみちゃんじゃないなww

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うみはどこに居るかしらって思ったら・・・居た!(笑)
森川杜園(とうえん)という作家の作品、「牝牡鹿」です。オスはメスを守るように立っていたんだけど、メスの表情がうみちゃんww

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この、目を細めているなんとも言えないブサ顔がうみちゃんそっくりで可愛いww

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「いちいち、ブサ顔ってうるさいのよ!」と言ううみちゃん(笑)

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そんな顔が、おかーちゃんは大好きよ^^
ちなみにオス鹿は目をパチっと開いてまわりと見ています。あおくんも目はぱっちり^^

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この2匹の立ち位置は、ぜひ実物を観に行ってね^^

「ボクはいつでも目をぱっちり開いて周りを見てるニャよ〜!」

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博物館に初もうで
東京国立博物館
2019年1月2日〜27日
https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=9810

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気分良く迎えた3日 [アート]

1月3日、前日飲んだくれたけどビシっと 7 時に起きました!
相方くんはお正月も部屋に籠もって仕事なので、わたしは上野に出かけますよ。前日モヤモヤしたまま済ませてしまった神様へのご挨拶&国立博物館リベンジです。

朝9時15分に上野到着。
五條天神社に行くと、ふふふ。空いてる。昨日はこの鳥居まで人が並んでいたのよぉ。

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寛永寺にて癒やしをもらう [アート]

今日は文字ばかりの長い日記になってしまいましたw
気が向いたら読んで下さい^^;

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1月2日、この日は上野の五條天神社に初詣に行って、国立博物館で長谷川等伯の松林図屏風を見る予定。朝から起きていたのですが、午前中着で指定していた荷物がなかなか届かない。
名古屋の実家で採ってきたレモンなのです。食べ物なので不在になると面倒だから到着を待っていたら12時になってしまいました。

慌てて家を出て、おなかも空いたことだしまずは上野駅で何かをつまむか・・・と思ったら、何処の店も長蛇の列。そうだよねー。見事にお昼時だもんね。んじゃ食べるのはあとにして、初詣に行こうかな。五條天神社に向かうと、なんと鳥居のところまで人が並んでいる!!
うそーん!いつもガラガラなのになんでこんなに居るの〜〜〜!
月に2回くらいは参拝しているわたし。ここまで人が訪れる神社だとは思ったことがなかったよ(笑)

大己貴命サマと少彦名命サマに新年のご挨拶。でもこんなに人も居るからね〜。
「また日を改めて伺います!」と心の中で言って、古いお札だけを返納。今年のは別の日に受けることにして国立博物館に向かいました。

そして向かう途中に気づいたの。
「年間パスポート持ってくるの忘れたorz...」
仕方なく当日券を購入。

うーん、今日はどこまでも何かがうまくいっていない。新年早々こんなイライラで困るわ!
長谷川等伯の松林図屏風で癒やされたいけど、嫌な予感がする・・・博物館内もすごい人なのよ(笑)

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あああ、案の定。これじゃ松林図屏風を満喫できない〜(涙)
とぼとぼと国宝室を出て階段を降りてる最中に、閃きました。
1月2日と3日は、寛永寺とコラボしていて当日券の半券を見せると「散華」を貰うことが出来るのだ。それから期間限定で徳川歴代将軍の肖像画や十二神将像も見られるのよ^^

気分を変えてさっそく博物館を出てお隣の寛永寺へ。
ところが「散華」を配布している人も居ないし、徳川歴代将軍の肖像画や十二神将像も飾られていないぞ??
お守りを授与してる人に聞いてみたら、「ああ、それは根本中堂のほうですよ」と。わたしは輪王殿に来ていたのです。(まったく逆方向ww)

裏道を教えて貰って、とぼとぼと向かいます。今日はツイてないなあ〜〜。
裏道は左には国立博物館。そして右には寛永寺の霊園があります。そこを歩いているうちに、空気が清々しく感じてきました。あー、霊園って落ち着くなあ。なんか嫌な憑きものが落ちていく感じがするよ。

タクシーで霊園まで来て、お墓参りをしている人たちもいます。
お正月にご先祖様にご挨拶、素敵だななんて見ていたら、自然と笑顔になって心が穏やかになりました。根本中堂がある門に到着。

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近づくと「博物館の半券をお持ちの方は、こちらで散華をお配りしてます」と係の人が言ってます。半券を見せて散華をいただきました。蓮の華をかたどった紙なのですが、「おはなびら」と呼ばれていて、仏様の徳をたたえるものなのです。

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根本中堂にお参りをして中に入ると、お坊さんがお経を唱えています。参拝者は畳に座って手を合わせているので、わたしも正座をしてお経に耳を傾けます。ああ、イライラしていたのがバカみたいだ。めっちゃ癒やされるよ。ご本尊の薬師瑠璃光如来像は秘仏なので開帳されていないけれど、周りを守る四天王や十二神将像。その美しさと猛々しさを見てるとホっとしました。
そして堂内を取り囲むように、徳川家歴代将軍の肖像画が。

お経のあとは、お坊さんのお話があってとても興味深かったです。
この根本中堂に掲げられている「瑠璃殿」の額のちょっと不思議なお話も聞けて面白かった^^

お堂の上で守っている獅子もパチリ。

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すっかり癒やされてお寺をあとにしました。
寛永寺さん、ありがとう。2 月には日光に行って、また徳川家に縁のある場所を参拝してくるよー。
国立博物館の敷地内に戻って、今度は東洋館に行ってみました。心穏やかになっているわたしが会いたかったヒトが居るから(笑)

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パシェリエンプタハのミイラです。わたしが人生で初めて見たミイラが彼なのです。
「あけましておめでとうー。今年もよろしくね」と、エジプト人の彼に日本風の新年の挨拶をしてきました(笑)

さてさて、2日は相方くんが名古屋から帰ってくる日。
LINEで連絡をすると東京に着いたとのことなので、上野のパルコヤでちょい飲みをすることに。そういえば、わたしはお昼を食べてなかったな。

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藪そばで日本酒を飲みつつ、だし巻き卵をもらって・・・

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天麩羅を食べて・・・

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〆にせいろをもらいました。
はー、満足。

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もちろん飲み足りないので、家に帰ってからはワインをあけました。
最初はイライラした日だったけど、寛永寺と藪そばのおかげで気分良く1日を締めくくれたよ。

ちゃんと挨拶ができなかった五條天神社の神様と、長谷川等伯の松林図屏風は、翌日リベンジすることに。早起きをして満喫できました。その話はまた明日^^

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今年最後の展覧会は「廃墟の美術史」 [アート]

2018年、最後を締めくくった展覧会。
渋谷の松濤美術館で開催している「終わりのむこうへ:廃墟の美術史」です。

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ソネブロにも廃墟ハンターの方がおりますが、わたしも「廃墟」という言葉の響きが結構好きです。
日本美術史の中では、まれな例外を除いて近代までは廃墟を描いた作品はなくて、鑑賞の対象とはされてこなかったようです。でも西洋美術では風景画の一角に繰り返し描かれてきた廃墟。まあ、この場合はギリシャ・ローマ時代の遺跡なども含まれるんだけど^^

この展覧会では、ポール・デルヴォーの作品がけっこう観られることが分かったので行ってきたのでした。デルヴォーは幻想的な世界を描くんだけど、その中に廃墟や神殿が描かれていて、やっぱり「廃墟」と言ったらわたしはデルヴォーが浮かんでしまうのだ^^

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ローマの古代遺跡を描いた作品(ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ作)がパネル展示されていました。これは撮影OKだったよ。

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18世紀から19世紀には、ヘルクラネウムやポンペイ遺跡などの発掘が相次いだので、廃墟というものに関心が高まったみたいです。
日本では洋画教育の中で「廃墟」が伝播したそうで、海外留学組が実際に見てきた神殿跡などを描いたんだって。確かに神殿跡なんかは、描きたい!って思う気持ちも分かるなあ。

こういう草が生い茂る風景も、過ぎ去った文明を感じるよね。

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人間の営みと過ぎ去った時間。何とも言えないノスタルジー。

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ポール・デルヴォーの作品も堪能してきました。
こういう作品です^^

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19世紀から20世紀に活躍したベルギー生まれの画家です。
観る人によって、いろんな思いが湧いてきそうな作品。月明かりの中にたたずむ女性達は現実の世界ではないところに存在していそうで好き。

現代作家による、未来の廃墟作品もいろいろありましたよ。

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廃墟になった渋谷の風景。
朽ちて自然に覆われていく国会議事堂の作品もありました。

この白い廃墟世界も、なんか惹かれました。
穢れのない廃墟っていう感じで、このまま永遠に残っていてほしいと思わせる雰囲気^^

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時が止まったかのような静かな空間で、いろいろな廃墟風景を楽しみました。

どんなものもいつかは無くなっていくんだよね。そんなふうに思った展覧会。わたしが働いている会社も来年解散が決定になったので、いろいろ重ねながら、まさに今年最後にふさわしい展覧会だったなーなんて思って観てきたよw

ランチは駅に戻る途中にあった俺流のラーメン屋サンで。冬季限定のゆず辛塩ラーメンだったかな?

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お腹いっぱい^^

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終わりのむこうへ : 廃墟の美術史
渋谷区立松濤美術館
2018年12月8日~2019年1月31日
http://www.shoto-museum.jp/exhibitions_current/

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