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「金剛宗家の能面と能装束」を観てきました [アート]

三井記念美術館で開催中の「金剛宗家の能面と能装束」展を観てきました。

ちらし

京都の金剛流宗家が所蔵する能面と能装束の展覧会。
能は憧れはあるんだけど、全然知らない世界。
なのでズラリと並んだ能面を観ても、それがどんな演目で使われているのかは全く分かりません(笑)

でも、解説を読みながら雰囲気を楽しんだよ。

三井家は、旧金剛宗家伝来の能面を譲り受けているんだね。
今回、秀吉が愛蔵していた龍右衛門作の小面三面「雪・月・花」のうちの二面が展示されていました。

雪 雪

花 花

月は江戸城内で火災で焼失してしまったと、三井記念美術館のサイトには書いてありました。他の記事では大阪城内で焼失って書いてあるものもあって、どっちなんだろう??
秀吉の晩年、月の小面は家康に贈られたらしいです。

雪の小面は金剛家所蔵、そして花の小面は三井記念美術館所蔵。今回の展覧会で再会を果たしたそうな^^

「蝉丸」という能面は惹かれたわ。
伏した目にすごく引き込まれました。もの悲しいような、そんな感情すらないような、現実味の無い感じ。蝉丸は確か盲目だったんだよなーって思って、家に帰ってきてから Wiki で、あらすじを読んだよ(笑)

切ない

この展覧会、能が好きな人には堪らない展覧会だと思います!
ずらりと並んだ能面を観ていたら、わたしはだんだん頭が痺れてきてチョット精気を奪われたような、そんな感覚になりました(笑)
でも精美な世界を満喫したよ。

**********
「金剛宗家の能面と能装束」展
三井記念美術館
2018年6月30日〜9月2日
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html
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この日は夕方に展覧会に行ったので、ランチのラーメンは無しでしたww

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「縄文―1万年の美の鼓動」面白かったー! [アート]

トーハクで 7 月 3 日から始まった特別展「縄文―1万年の美の鼓動」

ちらし

翌日の 4 日に観に行ってきました。
約1万3000年前に始まったとされる縄文時代。まだ日本人が農耕民族になる前。日々の暮らしの中で工夫を重ねて作り出したモノを紹介した展覧会です。火焰型土器なんてエネルギッシュで、自由な発想で作ったとしか思えないわ^^

国宝

見所は、なんといっても縄文時代の出土品で国宝に指定されている 6 品すべてが集結するってことかな。5 つの土偶 + 1 つの火焰型土器です。全部揃うのは 7 月 31 日以降なので注意してね。わたしは前売りを 2 枚買ったから、7 月 31 日以降もまた行くぞww

でもね、5 つ揃う前ならゆっくり国宝を楽しめる気がします。まだまだ空いてるよー!
そしてこれらは第二会場に展示されているので、5つ全部を絶対見たい!って人は 31 日以降、開館と同時に行って、第二会場に直行をオススメします^^

さて。国宝の感想は再訪したときに記事にするとして、今回はそれ以外の出土品で個人的に面白かったものを載せちゃおうっと。


興奮のあまり長文ww (続きを読む)


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「鏡花水月 吉水快聞展」に行ってきました [アート]

6月13日から日本橋高島屋で、吉水快聞さんの個展が始まったので観に行ってきました。「鏡花水月 吉水快聞展」です。

ちらし

もともとは2014年3月に東京都美術館で開催された「覚の会~現代作家によるそれぞれの古典~」で作品を観て惚れたのが始まり^^
狐の彫刻が、めちゃめちゃ高貴で魅了されたのー。鹿も凜としていて美しくていっきに世界に引き込まれました。その後は高島屋や画廊で個展があると観に行っていたのです。

図録

快聞(かいもん)さんは彫刻家でもあるけれど、仏師でもあり、仏像の修復にも携わってます。それからお寺のご住職でもあります。仏教系の大学で教鞭もとっていて、テレビにも出演する多忙なお方!しかもお若い!(笑)

作品は、月、水、狐、鹿、鳳凰、ヤモリなど、私が好きなモチーフがたくさんで、見ていると命の優しさや地球の慈悲みたいなものを感じてくるのだ。さすが仏のなせる技なのかしら。

だいすき

今回の個展で楽しみにしていたのは、チラシにも出ている白猫ちゃん。ご自身の創作作品では、初の玉眼なんだとか。インスタでこの猫ちゃんのアップを載せていて、瞳の美しさに惹かれたわ。実物はもっとリアルなんだろうなって思って楽しみにしてました^^

当日ご本人も在廊されていたので、ちょっとオハナシをしてきました。
この玉眼は友人に作って貰ったとのことで、たくさんある玉眼のなかでも使えたのはこの2個だけだったとか。それだけ一つ一つ違いがあって、イメージに合うものを探すのは難しいのかもしれないね。この猫ちゃんの目も、左右同じ色ではないんですよっておっしゃってました。

他にも可愛かったのがカタツムリ
人差し指に乗る程度の大きさしかないのに、どうやって彫るの?ってくらい目が繊細で、これはポキっと折れてしまいそうだよ!っていうくらい細いっ

ネズミさんが持っているヒマワリの種も、すごい近くでまじまじ見ても本物にしかみえないし(笑)
平成の超絶技巧師といっても過言ではないって思っちゃうw

鳳凰の卵(誕生)という作品は、卵から鳳凰が顔を出した作品。ハンモックやスリングから顔だけ出してるあおくんが浮かんで微笑んじゃいました^^

それぞれの作品にリンクを貼ってみたので、良かったら覗いてね。
インスタのアカウントを持っていなくても見られる・・・といいな^^;
PC からなら間違いなく見られます!

日本橋高島屋での開催後は、大阪、横浜、京都の高島屋を巡回するので興味があったら覗いてみてください^^

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「鏡花水月 吉水快聞展」
高島屋巡回
2018年 6月13日(水)〜 6月19日(火)東京日本橋店 6階美術画廊
2018年 7月 4日(水)〜 7月10日(火)大阪難波店 6階美術画廊
2018年 9月26日(水)〜10月 2日(火)横浜店 7階美術画
2018年10月10日(水)〜10月16日(火)京都店 6階美術画廊
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ランチはパクチー担担麺。

どーん!

ああ・・・なんだか急に俗っぽい写真になってしまった(笑)

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ちょっと残念だった田中一村展 [アート]

汗を垂らしながら到着した岡田美術館。
2013 年の秋に出来た新しい美術館です。ユニバーサルエンターテインメント創業者の岡田和生が収集したコレクションが展示されているのだ。

ついたー


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ミラクル エッシャー展に行きました。面白かった! [アート]

上野の森美術館で開催中の「ミラクル エッシャー展」に行ってきました。

図録だよ

20世紀を代表するオランダの版画家です。名前は知らなくても摩訶不思議なだまし絵みたいな作品は、きっと一度は観ているのでは?

こんなやつ

生誕120年を記念した展覧会。イスラエル博物館から選りすぐりの約150点が来日しております。死海文書を所蔵している博物館だよ(笑)
展覧会では、「科学」「聖書」「風景」「人物」「広告」「技法」「反射」「錯視」の8つの観点からエッシャーの作品を観ていく流れになっています。

エッシャーの作品はいろんな展覧会で観ているけど、たいていは晩年のだまし絵ばかり。なので、初期の頃の作品が観られたのは、とても新鮮でした。
若い頃に描いたキリスト教主題の版画。「天地創造」シリーズはデザインとしても素敵だなーなんて思いながら観ました。

これ 天地創造二日目

私が持っているタロットカードもこんな感じの版画っぽいデザインだった気がする(笑)

構造が好き天地創造六日目

この頃の風景は、だまし絵ではないけど、どことなくこれからのエッシャーを思わせるような作品も多かったです。

きれいでしょサンコジモ、ラヴェッロ

チョークで描かれた <マルセイユ> のための習作は、エッシャーが生きた人間なんだってことを実感できてビックリ。なんか、エッシャーって不思議な作品が多いから、どことなく無機質な機械人間のイメージが私の中にはあったのです。

これ

この習作を描くために、今まさに動いている腕や手までを感じることができました。
あー・・・エッシャーも人間だったんだ〜って、本気で思っちゃった(笑)

筆遣い

水没した聖堂も、気に入った作品。

神秘的

ゆらゆらと揺らめく水面。じーっと観ていると、本当に揺れているように見えてきちゃうから不思議。どんな歴史がこの聖堂の中で眠りについているんだろうなんて想像してしまうわ。

いいでしょう

「反射」もエッシャーがこだわったモチーフのひとつ。
轍に溜まった雨水かな?木々と雨上がりの空が映し出されていて、綺麗だな〜って思いました。

こういうの好き

そしていよいよ、エッシャーらしい作品が続きます。
もうね、観てると目がおかしくなりそう(笑)

どうだ!発展Ⅱ

こういう発想はすごいよねー。作品なのにどことなく数学っぽくて、だけど美しい。世の中はずっと何かと繋がっているんだって思わせるよ。

どうですか昼と夜

大作「メタモルフォーゼⅡ」
文字から始まり、その形が変容しながら循環ていって、そして最初の文字へと戻る・・・この作品が観られます^^

じゃじゃん

ここまで奥深い展覧会だとは思わないで行ったんだけど、かなり面白かったです^^
おすすめですよ〜〜!
エッシャーの不思議な世界を楽しんでください^^

エッシャーの絵の中に自分が入り込んだように見える動画が撮れるサービスもありました。わたしも体験してきましたよ。その動画は非公開とさせていただきます^m^
スマホに入ってるから、会う機会がある方には見せるねww

展覧会後のラーメンは、久しぶりに味噌ラーメン!
味噌ラーメンはかなり久しぶり。花田ってお店のラーメンですよ。

山椒〜〜〜

平日ランチタイムは野菜大盛り無料。こんなにてんこ盛り。
濃厚な味噌で美味しいんだけど・・・山椒にどっぷり浸かっている私は、山椒が恋しくなりました。あああ、もう体が痺れの担担麺を求めるようになっているのね(笑)

**********
ミラクル エッシャー展
上野の森美術館
2018年6月6日〜7月29日

【巡回】
大阪 あべのハルカス美術館 2018年11月16日〜2019年1月14日
福岡 詳細未定 公式サイトをまめにチェックしてねw
愛媛 詳細未定 公式サイトをまめにチェックしてねw
http://www.escher.jp/

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プーシキン美術館展のアンリ・ルソー(涙) [アート]

東京都美術館で開催中の「プーシキン美術館展」に行ってきました。
この日は別のイベント(昨日記事にした岩合さんの写真展)に行く予定だったのですが、朝から雨だったので美術館は空いてるかも!って思ってプーシキン展に変更。読みは大成功で、館内は人もまばらで個々の作品を満喫出来ました^^

ちらし

モスクワにあるプーシキン美術館。そこから17世紀から20世紀の風景画が来日してます。
神話や聖書などの「背景」に過ぎなかった風景も17世紀になるとオランダで「風景画」として独立するようになり、フランスの画家たちも感心を持つようになります。
この展覧会はコンセプトが非常にわかりやすくて、章立てもスムーズだなって感じました。

いろんな作品

いろいろあるよ

ターナー展を観てきたばかりだったので、ターナーが敬愛した画家(フェリックス・フランソワ・ジョルジュ・フィリベール・ジエム)の作品を観たときは、「おおお!まるでターナー!」なんて思っちゃいました(笑)
画像では分からないけど、波の揺らめきも美しかったです。

ボスポラス海峡

今回気に入ったのは、アルベール・マルケという画家の「冬のパリ、サン=ミシェル橋の眺め(1908)」という作品。

冬のパリ

一見地味で、ちょっと観て絵の前から居なくなる人も多かったんだけど、少し離れて観ると突然視界が開けて、ぼんやりしか見えていなかったものが見えてくる作品でした。俯瞰で描かれている所為なのかな。色が抑えられていて、冬の空気が伝わる作品で、わたしは好きだな。

こんな色彩豊かな作品も良かったけどね^^
こちらはアンドレ・ドランの「港に並ぶヨット(1905)」です。

賑やかな色

おそらく今回の目玉は、クロード・モネの「草上の昼食(1866)」じゃないかしら^^
プーシキン美術館所蔵のこの作品は初来日。モネが26歳のときに描かれたものだそうな。

モネ

サロンに送る大作として着手したけど、結局未完に終わってしまうのだ。その作品はオルセー美術館にあります。プーシキン美術館の「草上の昼食」は、最終下絵として描かれたもので、大作が未完に終わった後に、手を加えて完成したものと位置づけられているんだって。

モネの作品も素敵だったけど、わたしの今回の目玉作品は、アンリ・ルソーの「馬を襲うジャガー(1910)」です!!
この作品が来日してるので展覧会に行こうと決めたくらいです。

じゃじゃーん

風景画は時代を経て、想像を膨らませて描かれるものにもなったのよ。アンリ・ルソーは熱帯のジャングルを描いていたけど、実際は植物園や動物園でスケッチしたモチーフを組み合わせて描いてるのは有名な話^^
だからこそなのか、どこか夢の中のような作品が多くて大好きな画家です。

今回の展覧会で一つ不満なことは、このアンリ・ルソーの作品の展示なの!
壁を斜めに配して作品が展示されていたんだけど、その角度のために照明が作品に反射しやすくなっている気がしました。ルソーが描いた葉っぱなどが光っちゃって見づらい (T^T
もっとマットな作品がここに飾られているなら、反射も少なくてそんなに照明も気にならないんじゃないかなって思っちゃったよ。

なるべく照明が映り込まない角度で観るハメになり、ルソーの作品を正面からじっくり観ることが出来なくて悔しかったです。作品はもう動かせないだろうから、照明の向きを少し変えてほしいかな・・・
ライティングも一度角度を決めたらクーリエが居ないと変えられないのかな? 内部事情は分からないけどネ。

でも、ま、のんびり観られた展覧会だったので TOTAL では満足!

あおくん

あおくんが居る風景は最高ですよ^^

−−−−−−−−−−−−
プーシキン美術館展〜旅するフランス風景画
東京都美術館 上野公園
2018年4月14日〜7月8日
http://pushkin2018.jp/

【巡回】
大阪:2018年7月21日〜10月14日
国立国際美術館

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写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」 [アート]

5月11日、この日は大学病院へ。顎関節症の経過観察日でした。
いちおう今回で通院は終了。上顎と下顎の間にある関節円板というものが、わたしはもうズレちゃっていて、それは治らないので、普段の生活で気をつけるしかないのです。それでも口は正常範囲まで開くようになったので良かった^^
また顎に異常を感じたら、いつでも電話してきてくださいとのことです。

病院のあとは日本橋三越へ!
5月14日まで「岩合光昭の世界ネコ歩き2」の写真展が開かれていたのだ^^

かわいいー

インスタ関東にゃんこ部の部長から招待券を貰っていたので行ってきました。


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ターナー展のあとは175°DENO担担麺っ [アート]

GWも終わっちゃいました。なんかあっという間ですよねー。
休みぼけしそうな月曜日ですが、ブログはちゃんと書きますよ^^

損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「ターナー風景の詩」展に行ってきました。

看板

18〜19世紀のイギリスを代表する風景画家。ターナーというと光&空気を感じるぼんやりとした作品というイメージ。のちに印象派にも影響を与えた画家です。

こんな感じ

この展覧会では、油彩画や水彩画もあったけど版画作品を多く展示してました。ここまでまとめて版画作品を観たのは初めて。あ、この展覧会は 100% ターナーの作品でしたよ^^

ターナーは生涯で3万もの作品を遺したんだけど、版画を重視していたそうな。版画における芸術性を追求して、徹底的に質にこだわったんだって。水彩画や油彩画、デッサンをもとにした銅版画は800点以上に及ぶらしいです。ターナーは生前から画家として成功してるから、自分の作品の普及にも版画を役立てたみたい^^

もととなった水彩画と版画それぞれ見比べられる展示もあって、面白かったです。
でもやっぱり印象に残るのは水彩画や油彩画だなー(笑)
「キリスト教の黎明(エジプトへの逃避)」が今回の展覧会で一番気に入りました。

キリスト教の黎明

ヘロデ王の嬰児虐殺のたくらみを避けるため、イエスの養父ヨセフとマリアがエジプトに逃れるおはなしを描いた作品のようです。青い空のぼんやりとした空気、この空気感がたまらなく気に入りました。ナイル川を泳いでいる蛇は、アダム&イブが居た楽園の蛇かしら?
これから何かがおこりそうな、そんな予感を感じる作品だなーって思ったわ。

日本と同じ島国のイギリス。海を愛したターナーが描く海の絵では、厳しい自然に挑んでいく人間たちの様子も多く描かれていたよ。

セント・オールバンズ・ヘッド沖

GW中だったけど、わりと空いていてのんびり楽しめました。
連休に上野の美術館は混雑してるからね。こっちに来て正解(笑)

さて、展覧会後のラーメンは・・・せっかく新宿にいるんだから、札幌から東京進出を果たした 175°DENO担担麺 西武新宿店にやってまいりましたー!

DENO

札幌と同じ味かなあ・・・ドキドキだよぉ。
食券を見るとメニューは札幌と同じだと思われます。わたしは痺れ増しも頼むのだ。店内は札幌の店よりも綺麗(笑)

こんな感じ

今回は花椒三種も付けてみたよ。痺れ増しは12でお願いをして出てくるのを待ちます^^
揚げ山椒も付けますか?って言われたのでお願いしたよー。

三種三種

そして出てきた汁有りの担担麺!!
あら、なんだか盛り付け(?)も綺麗だわ。

こんな感じ

ちなみに札幌駅北口店での汁有りは、汁がここまで入っているのだ(笑)
豪快な感じでしょw
 ↓
うふふ

さて味は・・・と、どきどきしながらスープをすすると、札幌の味と同じだと思う!
ホっとしました^^
まだあまり混雑してなかったけど、そのうち繁盛するのかなあ?

あまり店舗は増やさずに(銀座店もあるけどw)、長く続けてほしいと思います^^

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「ターナー風景の詩」展
損保ジャパン日本興亜美術館
2018年4月24日〜7月1日
https://turner2018.com/

【巡回】
郡山市美術館 2018年7月7日〜9月9日
京都文化博物館 2018年2月17日〜4月15日(終了)

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ガレも愛した-清朝皇帝のガラス展を観てきました [アート]

サントリー美術館で開催中の「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」展に行ってきました。

ちらし

春秋時代末期から戦国時代(紀元前5~前3世紀)まで遡る中国のガラス。当初は儀式などに用いられてきたんだけど、清王朝の時代に飛躍的にガラス工芸が発展したんだって。皇帝のためのガラス作りを開始したことが契機なんだそうです。

19世紀後半になって、中国や日本の美術品がヨーロッパにも影響を与えるようになって、アール・ヌーヴォー期の芸術家エミール・ガレも影響を受けた一人。この展覧会は、清朝皇帝のガラスの美を、ガレの作品とも比較しながら見ていくものでした。

今回の展覧会で勉強になったのは、「クリズリング」という言葉。
これはガラスの病気で、劣化が進んで最終的には自己崩壊しちゃうんだって。1696年~1735年の清王朝時代(康熙帝・雍正帝の時代)のガラス製品はあまり遺っていないんだそうな。クリズリングの器が展示されていたけど、表面がザラザラで濁っていて錆び付いた印象。たしかにこれは壊れてしまうかもって思いました。

あとで調べてみたら、ガラスは二酸化珪素が主成分で、アルカリ成分&石灰も含まれているんだそうな。当時はアルカリを含む量が多かったみたい。で、アルカリにはガラスを溶かす作用があるので、劣化して自己崩壊しちゃうんだね。
ガラスは紀元前のものも遺っているイメージだったから、ビックリでした。

展覧会場は撮影OKのスペースもあったよ。清王朝時代の壺。
淡い色が綺麗です。

花瓶

赤、青、黄色などの原色を使ったハッキリした色の器も多かったです。
綺麗だけど、わたしは日本の器の方が好みだなあ(笑)

こんな感じ

1889年に開催されたパリ万博。それ以降にガレが中国の影響を受けた作品もいろいろありました。みんなのブログで覚えたオダマキの花をモチーフにした花器も展示されていたよ(笑)

フロアの最後には鼻煙壺を展示したコーナーもありました。嗅ぎたばこを入れる器なんだって^^

ずらり

16世紀半ば頃にヨーロッパにアメリカ大陸原産の煙草が伝わって、17世紀後半に中国にも伝来したようです。こうやってズラリと並ぶと壮観。
日本の印籠や根付けの展示を思い出しちゃったわ^^

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ガレも愛した-清朝皇帝のガラス
サントリー美術館
2018年4月25日~7月1日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_2/
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おまけ写真は、この日も枕の上に居るあおくん(笑)

キメ顔

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平成30年 新指定 国宝・重要文化財 [アート]

東京国立博物館。平成館で名作誕生展を観たあとは本館へ移動。平成30年に新指定された国宝・重要文化財を観てきます!

今回は、国宝5件、重要文化財50件と、追加・統合指定された重要文化財3件の58件が展示されてます。(パネル展示も含む)
キトラ古墳の壁画も今回重要文化財に指定されたんだね。もっと前に指定されていると思っていたよ。さすがに壁画はパネル展示ですw

北海道(帯広)の遺跡から出た縄文時代の石鏃や青森県(八戸)の遺跡の出土品も興味深かったです。若冲の果蔬涅槃図も重要文化財指定になったのねー。
いろんな展示の中で、一つの屏風の前で立ち尽くしちゃいました。

これ

すごく惹かれる!!!
キャプションを見ると、紙本著色日月四季山水図と書かれています。大阪・天野山金剛寺蔵だそうな。山の緑の美しさ、金箔で表現された太陽。引き込まれる作品です。
フロア内は写真撮影不可だから、ブログの記事でどんなふうに書こう・・・と思いながら家に帰って来たのですが、最新号の芸術新潮を買ったら、この作品が紹介されてるじゃないですか!

きゃーw

なんてタイムリー(笑)
ってか、この号に紹介されてる作品は今回トーハクで開催されている展覧会で展示されてるものが多かったわ^^

きれい〜

右隻に春と夏、左隻に秋と冬の景色を配した作品。今回、国宝に指定された室町時代の作品です。これはとっても気に入ったわ〜。
お気に入りが増えて満足して会場をあとにしました。出口に向かう途中、老猿さんが居るのを発見!

おっと

最近展示されていなかったけど、また展示されたのね。高村光雲の作品です。出口に向かうときに観ると、なんか嬉しくなるのだww
そして今回は、こんなポスターまで発見しちゃったの!

おおっと!

奄美大島の景色を描いた田中一村が!!!
なんと箱根に来てるとな!
生き様に惚れて奄美大島でガッツリ作品を堪能したけど、また観たくなっちゃう〜〜。行く機会はあるだろうか??

※ 奄美での記事はコチラ ※
http://rongo-rongo.blog.so-net.ne.jp/2014-09-12

帰りのランチは上野駅構内で。東京じゃんがらの醤油じゃんがらを食べました。

醤油

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平成30年 新指定 国宝・重要文化財
東京国立博物館 本館 8室・11室
2018年4月17日〜2018年5月6日
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1909

がんばろうね

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